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うらら展 荒井美智代x飯田裕子x伊藤久美子
 
うらら展 荒井美智代x飯田裕子x伊藤久美子
 
新しい季節の到来を告げるような、
うららかな3人展を開催させていただきます。
東光展でご活躍の女流作家の競演をどうぞご覧ください。
会期

3月1日(火)〜3月10日(木)
11:00〜19:00 日・最終日は17:00まで
初日 17:00より ささやかなパーティーを開催いたします。

作家来場日
荒井美智代 3/1(火)〜3/6(日)、3/9(水)、3/10(木)在廊
飯田裕子 会期中在廊
伊藤久美子 3/1(火)のみ在廊
この企画展について「一枚の繪」3月号・アーティストナウで
ご紹介しています。
 

いま何を感じ、考え、描いているのか。
新進画家から人気画家まで、近況や画境をご紹介します。

今回のアーティスト・ナウは東光会を中心に、個展、グループ展と活躍している荒井美智代、飯田裕子、伊藤久美子さんに、ギャラリー一枚の繪で開催される三人展を前にお話をうかがった。

モチーフに思いを込めて

Q作品で表現したいものとは?
A[荒井]自分だけにしか出せない色を、そして、私だけの世界を描いていきたいと思っています。人物や花、風景を対象に、色やモチーフに対して興味は尽きないのですが、構図の奥深さも実感しているところです。色はビビッドなものが好みで、インパクトが強く、そのものがエネルギーを発しているようなものが好きです。その色を使いながら、どういう構図で表現していくか、自分だけの絵を表現していけるのか、模索しています。
[飯田]私は、自分が好きだなと思うものや、可愛いものを見て、「素敵だ」と思ったその感動を絵にしたいと思っています。その作品が、観ている人に、いい感じや、いい波動を出すことができたらなと思って描いています。
[伊藤]私は、自分だけの「好き」を尊重しながらキャンバスに向かっています。そうしているうちに、自然と花を描くことが多くなっていったんです。他のモチーフを描かないわけではないのですが、どうしても花になっちゃうんですね(笑)。でもこれからは、風景や人物も、自分だけの「好き」なものとして描いてみたいとは思っています。

 当たり前ではあるが、三者三様、各々の思い抱く「美」に従って作品を生み出している。
  この三人には共通の師がいる。所属している東光会の大先輩でもあり、第41回日展(2009年)で文部科学大臣賞を受賞した佐藤哲氏とその奥様の瑞玲氏。飯田さんは中学生の時の美術の先生が佐藤哲氏で、高校卒業後には瑞玲氏に指導を仰いだ。伊藤さんは、本格的に取り組み始めたのが、子供が大きくなってからで、カルチャースクールにしばらく通ったあとに、佐藤瑞玲氏の教室で絵を学ぶこととなった。荒井さんは、美大進学が叶わず、地元の富山大学に進学するものの、絵への思いが捨て切れず大学を中退。自由ヶ丘美術研究所で絵を学んでいた時、東光会を紹介された。そこで佐藤哲氏の指導を仰ぎ現在に至っている。三人にとって、師から授けられたものは数限りない。

Q技法や画材について?
A[荒井]私は油絵具を主に用いています。ナイフで塗りこんでいき、下地ができたところで形を暗示するような線を入れます。同じような調子にならないように、強さに変化とリズムをもたせながら描いていきます。線は溶けるようなやわらかい女性らしい線を追求していきたいと思っています。
[飯田]私は自分に合った画材ってなんだろうと探していた時に、テンペラに出合ったんです。当初は卵黄メディウムに魅せられていたのですが、最近は、テンペラや日本画で使われている顔料を、アートグルーやアクアグルーといったメディウムで溶いてつくった絵具と、アクリルや水彩を併用して使っています。この方法では、(特に)何種類もの金や銀を使うのが楽しいです。よい画材、新しい画材に出合うと、モチベーションが上がりますね(笑)。
[伊藤]私はまず最初に、必ずといっていいほど、キャンバスに黒のアクリルをローラーを使ってなみなみと塗り下地を作ります。その上に金箔、銀箔を重ねていきます。バックに描いた抽象(画)の上に花などの具象を置いていきます。佐藤瑞玲先生にご指導いただいた技法です。
  私、キャンバスに向かって花を描く時、目の前に花を置かないで描くんです。それまでに取材やスケッチはたくさんしますが、本画を描く時は、形を見るために造花みたいなものを置くだけなんです。画面のバランスや構成を思いめぐらし、考えながら描いていくんです。

新しい季節の到来に

Q今度の展覧会について。そして今後の活動は?
A[荒井]今度の展覧会では、少女、(バラを中心に)花、洋館がテーマです。この三つから共通したイメージで、ちょっと謎めいたものに挑戦しようと思っています。
今年は、友人が指導しているバレエ教室に通って、練習している子供たちの躍動感のある姿を描いてみたいと思っています。そこで新しいテーマが見つかるかもしれません。
[飯田]私は人物、動物、花と好きな物を描いていこうと思っています。私らしく好きなモチーフでもある人物を、どれだけ掘り下げていけるか、追求していきたいと思っています。
[伊藤]気心の知れた友人たちとの展覧会なので、なごやかな雰囲気が会場から伝わってくるのではないかと、私自身楽しみにしています。私は、花の作品を中心に、風景に花を取り合わせた作品も出品します。
二年前、十万人に一人といわれている1型糖尿病に罹ってしまいました。発症のメカニズムもまだ正確には明らかになっていない種類の病です。入院治療していた頃、絵描きは作品を観てもらうことで、人々に元気を与える仕事で、そして巡り巡って描いている絵描き自身も励まされるものなんだ、ということをある人から言われたんです。そう言われて、頑張ろうって思いました。たくさんの人たちに元気を与えていきたいなと思っています。

 うららかな春の午後の風に揺れる花が、新しい季節の到来を人々に告げる。春、三月。たおやかなる女流画家たちの作品からも、春の息吹が感じられることだろう。その作品に込められた生命(いのち)の輝きが眩しい。

・・・・この続きは月刊「一枚の繪」3月号を御覧ください。
 
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