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画業40周年記念 立川広己の世界展−ジャポニズムからモダニズムまで−
画業40周年記念 立川広己の世界展−ジャポニズムからモダニズムまで−
 
画業40周年の記念展をギャラリー一枚の繪からスタートいたします。
若い頃好んで描いていた原点回帰のモチーフ、北フランスの風景を現在の感性で描いた作品を中心に、桜や生け花をモチーフにしたジャポニズム的作品から、コラージュを使ったバラなどのモダニズム的作品まで約35点、立川広己の世界を広くご覧いただきたいと思います。
立川広己
会期

1月15日(火)〜1月26日(土)
11:00 〜19:00(日・祝・最終日17:00まで)

※立川広己先生 会期中出席

いま何を感じ、考え、描いているのか。新進画家から人気画家まで、近況や画境をご紹介します。
 
 
 

イメージの世界に遊んで

Q 画業四十周年おめでとうございます。長年にわたって作品で表現しているものとは?
A いつのまにか画業四十年という年月を経て今日を迎えました。僕は画風もモチーフもかなり幅広いのですが、作品はほとんど自分のイメージから生まれる世界です。イメージの基礎になるものはたくさんあって、フランスの旅、生け花の展覧会など、頭の中にインプットされているさまざまな体験や見聞が発想の出発点になります。たとえばパリをモチーフにしても、パリの風景そのものを描いているのではなく、自分の詩を読んでいる感じ。生け花そのものよりも、そこに流れる日本の感性を表現しているわけです。絵は、描くものというより創るもの。いわば小説と同じですね。モデルになる事柄や人物があっても事実をそのまま書くわけではない。脚色したり作家の思いを入れたりして作品にしていく。絵も同様で、特にこれだけの写真技術が発達した世の中で、目に見えるままに描くのでなく、自分の感情、あるいは幻想の中で絵として遊びたい。ただ、そこにあくまでも<現代>がないとダメだと思っています。たとえばダ・ヴィンチのモナリザは名画中の名画であることは確かですが、今、ああいう絵を家に掛けて飾ってもなんとなく合わないのではないでしょうか。ですから名画は名画として残す一方で、生活の中で楽しむ絵であれば現代の様式に合ったものを、ということは意識しています。

画業40周年記念 立川広己の世界展−ジャポニズムからモダニズムまで−
 
画業40周年記念 立川広己の世界展−ジャポニズムからモダニズムまで−
立川広己先生

狩野芳崖と立川流ジャポニズム

Q 立川さんにとっての「ジャポニズム」「モダニズム」とは?
A 初期には淡いパステルカラーの花の絵を多く描いていました。それも自分のイメージの世界だったのですが、何かとても物足りなくなってきて。その後、もう三十年くらい前になりますが、ボストン美術館で狩野芳崖の「渓間雄飛図」という絵を見て、すごく感銘を受けたんです。松に鷹がとまっていて、背景の一部にまっ白な空間がある。色がないように見えるけれどもうっすらと塗られている。その白い空間に何かが存在するように、目には見えない奥なるものを描いている。空間の取り方が絶妙で、その中に吸い込まれるような思いがしました。
それが強く頭に残って、油絵で日本的なものを描いてみたらどうかなと思い立ち、芳崖の作品集を見て研究したり、また草月流の勅使河原宏さんの生け花を見てやはり大きな刺激を受けたりしました。でも僕は自分のスタイルに置き換えないと描けない。模索の中から生まれてきたのが、桜や生け花をモチーフにした一連のジャポニズム的な作品です。経済産業省買い上げとなった150号の作品もその生け花シリーズの一作でした。
 一面僕は飽きっぽいところもあって、コラージュを取り入れたり、よりモダンな表現のバラなど、僕なりのモダニズム作品も発表するようになりました。でも日本的なものもコラージュを使ったモダンな花の絵も、僕の感覚では同じなんです。モチーフや技法は変わっても、感動したもの、刺激を受けたもの…その記憶とイメージを自分の色と形で構築し、創り出していく。
今後も描いていく情熱を持ち続けたいです。

・・・・この続きは「一枚の繪1月号」で
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