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百瀬太虚展 ─四季島の四季彩─
 

「敷島の」は「やまと」にかかる枕詞です。桜を追いかけて日本各地を巡るうち、残雪や新緑の美しさに心打たれ、日本の四季の彩りを付け句のように描いてみたくなりました。ご高覧いただければ幸いです。 

百瀬太虚
会期

2016年10月31日(月)〜11月12日(土) 会期中無休
11:00〜19:00 日曜・祝日・最終日は17:00まで

作家在廊日 : 会期中午後

※休廊日:10/30(日)、11/13(日)は休廊させていただきます。

 

百瀬太虚展 ─四季島の四季彩─
百瀬太虚展 ─四季島の四季彩─
「新緑 上高地」 油彩M50号
百瀬太虚展 ─四季島の四季彩─
「春宵(三滝滝桜」 油彩8号
百瀬太虚展 ─四季島の四季彩─
百瀬太虚先生
青柳ナツエ展 −艶やかな花と女−


桜の画家として

Q ライフワークとして描き続けている桜への想いについて聞かせてください。
A 三十三歳でプロの風景画家として立っていこうと決心した時に、漫然と描くより何か自分のテーマを持ちたいと考えて、桜が好きだったことと、油絵で桜をメインテーマに描いている人は少ないので、風景画のなかでも桜の画家として特色を出していこうと始めました。
 今までに描いた桜の作品はざっと五百枚あまり、取材した桜の名所、名木も全国百カ所以上にはなるでしょうか。桜の写真集を参考にして取材地を決めていたこともありましたが、写真で見ていい桜と絵にしたい桜はちょっと違うんです。日本の桜百選などの名所もほとんどが、花見にはいいけれど絵にするのはなかなか難しいので、一本桜をピンポイント
で取材して描くことが多くなりましたが、例外もあります。たとえば高遠は、桜と背景に見える仙丈ケ岳の組み合わせが絵になるんです。また、源頼朝が馬を繋いだという伝説がある静岡県富士宮市の狩宿の下馬桜は、富士山との組み合わせが魅力的です。最近別のところからも描いてみましたが、やっぱり富士山には下馬桜が一番似合うなと思いました。
 数ある名木のなかでも一番好きな桜は、日本三大桜の一つでもある福島県三春の滝桜です。特に忘れがたいのは、東日本大震災の約一ヶ月後、2011年四月に訪ねた時のこと。三春町でも屋根瓦が落ちた家にブルーシートがかかっていたり、仮設住宅が建設されていた中で、見る人も少ない滝桜がきれいに咲いていました。冬の間の雪の重みで多少の枝が折れていただけで、樹形もほとんど変わらず、いっぱいに花をつけている姿に強く感銘を受けました。

風景との出逢いは一期一会


Q 桜以外にも四季の風景をモチーフに制作されている中で、表現したいものは?
A 桜の取材で全国を回っている中でたくさんの美しい情景に出合って、桜以外の風景画を描くことも増え、季節を問わず各地を取材するようになりました。一年間移り住んだこともある京都、上高地や奥入瀬などはやはり有名になるだけの魅力があるし、秋の風景を取材するつもりで行ったら一面の雪景色が広がっていたり、同じ場所に何度通っても新鮮で面白い。桜もそうですが、風景との出逢いは本当に一期一会です。
 絵の表現も徐々に変わってきました。最初の頃の絵は写実的ではなく、桜も風景の中の桜というより桜そのものをややデザイン的に描いていました。好きな日本画の影響に加えて東洋思想にも興味があり、陰陽五行思想の「青春」「朱夏」「白秋」「玄冬」に対応する形で色と季節を組み合わせて、春の景色なら草木の色でもなんでも青くしてしまったり。でもそのスタイルだとどうしても単調になってしまい、行き詰ってきた頃に、一枚の繪の絵画展でご一緒した成田禎介先生の作品を観て、新緑の色の美しさや普通の油絵のイメージとは違う風景画に強い印象を受けたんです。それをきっかけに勉強しなおすつもりで示現会展に出しはじめてから、自然の色を使って写実的な風景画を描くようになりました。
 自然の色を使うようになると同時に、風景の一部を切り取るよりも、周りのものをできる限り入れて描くようになったんです。カメラでいうと五十ミリレンズが人間の視野に一番近いと言われますが、私の場合はより広く、そこにある風景の中できれいなもの、特にきれいな色をすべて一つの画面に入れて描きたい。そもそも形よりも色にこだわりがあって、もともと日本画や油絵では印象派が好きなのも、まず顔料の美しさであったり色遣いに惹かれたんですね。そういう意味では表現したいものは日本の四季の彩かもしれません。
・・・・この続きは 2016年11月号「月刊一枚の繪」にて
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