小学生の頃に、水彩絵具で絵を描いた経験は、だれにでもあるでしょう。いま、ふり返ってみて、いかがでしたか? うまく描けましたか? 図画の時間では、筆の使い方や絵具の溶き方、色のつけ方なんかほとんど教わりませんでした。ですから、水彩画の基本の「ぼかし」「にじみ」「ふきとり」も、意識してやったのではなく、たまたま水の量が多かったり、乾かない上から塗ってしまったり、絵具がたれそうになってあわててふいた結果が、偶然そうなったのでした。
しかし、たまたまでも、偶然でも、けっこういいところまで行っていたのです。もちろん、教える人が、それに気づいて伸ばしてくれていたらの話ですが。「一枚の繪」の水彩画初級コースでは、そこから指導がはじまります。「ぼかし」「にじみ」「ふきとり」がマスターできたら、それだけで、もう鬼に金棒です。
「一枚の繪」の水彩画初級コースでは、まず、道具や材料についての簡単な説明があります。といっても、どれもよく知っているものばかりですが、それらをきちんと使いこなすには、やはり最初に適切なアドヴァイスを受けておいたほうが便利でしょう。 つぎに、さっそく、水彩紙に色をつけてみます。上達の近道があるとしたら、それはどんどん描くことです。絵にかぎらず、これはなにについても言えることで、練習すればするほど、かならず成果が上ります。そして、ここが肝心なところですが、描いた絵をだれかに見てもらうことです。それも、なるべくレベルの高い人に見てもらうべきです。せっかく練習しても、描きっぱなしでは、なかなか上達はおぼつきません。
「一枚の繪」の水彩画初級コースは、ごく簡単な基礎の「レッスン1」からはじまって、初級としてはけっこう高度な「レッスン10」まで、無理なく、無駄なく、ゆっくりと進んでいけます。 各レッスンのおわりに、そこで練習した技術や学んだ知識を試すのにうってつけの「提出課題」があります。提出された課題作品は、担当の講師が親身に指導いたします。作品1点ずつに丁寧に朱を入れ、わかりやすい講評を添えてお返しします。ご自分の作品の優れた点、直すといっそう良くなる注意点などが、講評カードに記入されています。 ※通信教育水彩画<初級コース>の受講修了の方々から感想が続々と寄せられました。 2009.1.30 掲載
Lesson1 リンゴがひとつ。―黄色で塗って、赤で塗る
10ヶ月がとても短く感じました。作品を提出するのに大変でしたけど、講評カードを開けるのが楽しみでもあり、不安でもありでしたが、とても勉強になりました。今度(中級コース)は又、難しそうですが、頑張って楽しく勉強したいと思います。 (岐阜県 60代女性)
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