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西田陽二展 ─まなざし─
葛西俊逸展 ─風のゆくえ─

「女性像」をテーマに制作し、45年になりました。女性に「美しさ」を求めて描き始めたのがきっかけです。今回の個展では、油彩で描いた「女性像」を中心に、女の子のバレリーナや静物を水彩やデッサンで描いたものを出品します。

西田陽二
会期
4月23日(月)〜5月2日(水)
営業時間

平日11時〜19時/祝・最終日〜17時

作家在廊日 

4/26 (木)〜28(土)、30(月・祝)〜5/2(水)


西田陽二展 ─まなざし─

ニシダホワイトの世界

Q 女性像をテーマに描いて四十五年になりますが、四十代の初め頃、白をメインカラーに制作しようと思い立ったのは、地元・北海道の風土が大きく影響していると思います。白い雪に覆われる北海道の冬は長く寒いけれど、すべてのものを柔らかく見せて、静かな心安らぐ情感を醸し出してくれます。光の影も北国では漆黒ではなく、柔らかいんです。また一貫して人物をメインモチーフにしてきた僕にとって、石膏デッサンなど、勉強してきた環境の中でも、白は最もなじみ深い色でした。
そこで十年くらいかけて白の表現を追求していこうと決め、最初に制作したのは、光風会展に出品した、裸婦と着衣の二人の女性を描いた作品でした。「白でいくぞ」と意気込み高く、勝負をかけるような気持ちで取り組んだところ、とてもしっくりきて、描きごたえがあるなと感じました。白い衣装に白い背景とすべて白で表現するのは難しさと同時に、非常にやりがいがあり、常に挑戦する気持ちで、材料もモチーフも少しずつ変えていきました。
もともと使っていた水性塗料の下地は、白を基調に描くとどうしても下地の色が透けてしまうので、苦心の末、アクリル下地に変え、白の絵具も何種類も試して研究しました。チタニウムホワイトは隠蔽力が強く、使いすぎると白濁するといわれますが、オイルやメディウムの種類、混ぜ方なども経験値を積み、現在はチタニウム一種類の濃度を加減することで自在に透明感を出したり、さまざまなバリエーションの白を表現しています。
こうした試行錯誤の過程も面白く、白に限定した表現の中でまだやれることがあるんじゃないか、と続けてきたら、いつのまにか二十年近くが経っていました。
六〜七年前からは黒との対比で見せる作品も制作しています。これは白の主役を、自然な階調の暗いバックで引き立てるのではなく、白対黒のはっきりした強いコントラストを狙っています。ただコントラストが強いだけに、白が浮きすぎてしまったり画面が単調にならないようにいかに表現していくか、探求を続けています。

柔らかな色香

Q 最近モデルさんが変わって、制作の上ではどのような影響がありますか。

A 前に十年近くお願いしていたモデルさんは、バレエをやっていた方で、細かく指示しなくてもポーズもきれいで、凛とした端正な美しさが魅力でした。
一昨年からお願いしている今のモデルさんは全く違う個性で、柔らかい雰囲気があり、描き手としてはより加工しやすく、絵によって変化がつけやすいですね。普段は素朴な感じなのですが、最初の頃にポーズをつけていく中で、無作為にちょっと首をかしげたりすると、あれ、なにか色っぽいなと絵心を誘われることがたびたびありました。僕自身、どちらかといえば朴訥な人間で、フェミニンな色気などに疎いところがあるのですが、今のモデルさんとの出会いが刺激になり、自分の絵に足りないなと感じていた柔らかく上品な色気のようなものが表現ができるように、試みを続けています。

西田陽二展 ─まなざし─
「薔薇と風景」
西田陽二展 ─まなざし─

「少女」

西田陽二展 ─まなざし─
西田陽二先生
・・・詳細は「月刊一枚の繪」2018年4月号にて
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