一枚の繪 2025年2・3月号 2025 Feb.-Mar. No.608

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特集 また春が来て

冬も終わり、さわやかな風が吹くと、日本列島は南から北へ、平地から山あいへ、次々に芽吹く若芽や咲き誇る花々に彩られる。そして、桜花によって色の少ない里や野は華やぐ春を謳歌する。待ちわびた季節。「また春が来た」。春を迎えた喜びを暖かな色彩で画家は画面にうつし出す。早春から桜、そして新緑を描いた作品の数々をご紹介します。

販売価格 1,320円(税込) 発売日 2025/1/21 判型 29.7×21.0×0.7㎝ 購入する 定期購読(どこよりもお得です!)

「彩春里山(京都府美山町)」油彩3号

金子東日和「彩春里山(京都府美山町)」油彩3号

「春のプラットフォーム(旧深角駅)」油彩6号

長岡 卓「春のプラットフォーム(旧深角駅)」油彩6号

「チューリップの咲く庭」油彩6号

秋山信司「チューリップの咲く庭」油彩6号

「瑞輝 興福寺春色」紙に油彩特3号大

鎮西直秀「瑞輝 興福寺春色」紙に油彩特3号大

「白馬薫風(長野県白馬村)」油彩6号

葛西俊逸「白馬薫風(長野県白馬村)」油彩6号

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失われゆく日本の原風景
春の香り漂う茅葺き民家を描いて

金子東日和

のどかな春の里山を
日本画ならではの表現で描く

棚町宜弘

「循環」をイメージする春の風景
現場の空気感を丹念にすくい取る

増田尚弘

ライフワークである富士山と桜
独自の表現で描く「日本美」

鎮西直秀

新しい季節への期待と不安
可憐に咲く桜に想いをよせて

湯澤美麻

光彩輝く明けゆく空
静かな森にこだまする桜の歌声

須藤和之

鮮やかな緑の色彩
樹々の美しさに魅せられて

葛西俊逸

心に訴えかける作品を描くため
感動の風景を探し続ける旅へ

川村信子

緑とたわむれる猫の姿
ようやく来た春の喜び

伊土晋平


巻頭ギャラリー 才村 啓

伸びやかに、清らかに
描くことの喜びを筆に託して

絵の描き方 麻布絵画塾

広田 稔の油彩画教室 最終回
コヤマ大輔の水彩画教室14
白井由美 の日本画教室 最終回
一枚の繪コンクール 選者◎コヤマ大輔

連載

今月の詩 野津手重隆
美の道標25 入江 観
絵描きたちの「お悩み名言」17 不忍しのぶ
アーティスト・ナウ155 立川広己

アートニュース

中谷時男展/相澤ななほ展/一枚の繪2・3月号コレクション展/コヤマ大輔 水彩画展/一枚の繪 人気画家コレクション展/一枚の繪セレクション30/第14回 一枚の繪 弘前絵画展

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