今月のおすすめ作品<人気作家のモチーフ>お知らせ

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風景画一筋に追求する人、さまざまなモチーフを手掛ける人…モチーフとの向き合い方は作家それぞれ。共通するのは「このモチーフを自分の表現で描きたい」「この瞬間の美しさを描きとめたい」という想いではないでしょうか。今月は、一枚の繪の5人の人気作家が大事にしているモチーフから人物、風景、花を描いたおすすめ作品をご紹介いたします。

山本佳子 「昼下がりのカフェ」


「昼下がりのカフェ」 油彩4号 132,000円(税込)
思えばじっと椅子に座っていることもできない幼い頃から娘を描いてきました。今は時折、見たことのない大人の表情をします。彼女の未来が幸せでありますように……。(山本佳子

才村 啓 「明日香の参道(橘寺」


「明日香の参道(橘寺)」 油彩6号 198,000円(税込)
奈良の明日香で写生しました。最初は曇っていましたが、着彩する段階には晴れ間が出てくれました。この場所ははじめてだったので、新鮮な気持ちで描くことができ、気分良く筆を走らせました。(才村 啓

立川広己 「カラーの花」


「カラーの花」 油彩4号 198,000円(税込)
来年のギャラリー一枚の繪の個展に向けて新しい作風をと思い、描いています。私の新たな一面が出せればと思っています。ご期待ください。(立川広己

西田陽二 「バレリーナ(少女)」


「バレリーナ(少女)」 油彩4号 176,000円(税込)
ドイツ人と日本人のハーフのバレリーナ(少女)にポーズをとってもらいました。顔立ちの陰影に奥行きを感じる作品になったと思います。(西田陽二

松尾直子 「碧の大正池」


「碧の大正池」 油彩6号 198,000円(税込)
夏を迎えた上高地を描きました。雨上がりの雲の切れ間からのぞく青い空。悠然と横たわる穂高連峰。生い茂る木々を映し、どこまでも深く碧く澄んだ大正池は息をのむほど美しかったです。湖面を渡る涼やかな風を、作品を通してお届けできたならうれしい限りです。(松尾直子