今月のおすすめ作品<小品の魅力>お知らせ

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本棚に、窓辺に、エントランスに、お気に入りの場所に。心を豊かにしてくれる絵と向き合う大切な時間。「でも、絵を買うのはちょっと敷居が高い師、絵をかける場所もない」と思っていませんか。今回は、初めて絵を買う人にもおすすめの3号以下の小さな作品5点を紹介いたします。画面は小さくても本物の絵から放たれる無限の広がりとリアルな力をぜひ感じてください。

西滝直人 「アンティーブの街角」


「アンティーブの街角」 油彩SSM 93,500円(税込)
南仏コート・ダジュールの海に面した街、アンティーブ。この美しい街は多くの芸術家に愛され、ピカソがアトリエにした古城は美術館へと生まれ変わり、街のシンボル的存在となっています。リゾート地らしい観光客でにぎわう街角の風景を正方形のキャンバスに描きました。(西滝直人

茶谷雄司 「Sonata no.31」


「Sonata no.31」 油彩3号 132,000円(税込)
音楽を聴きながら読書するのと同じように、気軽に飾って作品の世界観に浸れるのが小品の魅力です。(茶谷雄司

湯澤美麻 「風の道」


「風の道」 油彩M3号 99,000円(税込)
風景を小さい画面に描くとき、絵具があっという間に詰まっていって、空気感が凝縮されるような感覚が好きです。ぎゅっと閉じ込められた風景は小さくてかわいいのに、歩いていけばどこまでも広がって遠い旅へと連れていってくれます。(湯澤美麻

齋藤 将 「かせっとてーぷ」


「かせっとてーぷ」 油彩21.5×18.0cm 77,000円(税込)
私は200号から小品まで幅広く描いています。最近は手のひらサイズの小さな絵を描くことが増えました。四角から解放された自由な形の画面です。小さな絵はそれだけでかわいらしく、アートを身近に感じてもらえます。(齋藤 将

寺久保文宣 「小さなシンフォニア」


「小さなシンフォニア」 油彩SM 165,000円(税込)
赤き世界に咲く花。激しくも可憐なる「あはれ」。現実と幻想の表裏の回転扉。小さき窓から覗く宇宙。絵具は物質にて生命ではないが、物質に生気を吹き込むことはできないものか。赤き世界に咲く花の背後に光あれ。(寺久保文宜)