今月のおすすめ作品<絵づくし2025セレクション-2>お知らせ

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美術雑誌『一枚の繪』6・7月号では、毎年、巨匠から新進気鋭の若手まで150人を超える現代作家の最新作を一堂に掲載する特別号を企画し、ご好評をいただいています。先月に続いて、今年掲載された239点の作品の中から、おすすめ作品5点をご紹介いたします。

葛西俊逸 「風の追想(上高地)」


「風の追想(上高地)」 油彩6号 297,000円(税込)
かさい・しゅんいつ
もう夏に近い季節の取材、思い切って遠いところまで行ってみたくて信州へ行く。陽の光転がる水面、風の弓奏でる弦は、樹々のそよぎのはるかより。信州上高地。水の名は、梓川。私の筆も、風を、光を、追いかけて。(葛西俊逸

久保博孝 「憧憬(ラベンダー)」


「憧憬(ラベンダー)」 油彩4号 220,000円(税込)
くぼ・ひろたか
取材地は「佐倉ラベンダーランド」で、大好きな風景です。オーナーに感謝。(久保博孝

福本弥生 「果物のある静物」 木彫(H15×W46×D36cm)


「果物のある静物」 油彩6号 231,000円(税込)
ふくもと・やよい
キャンドルの光に照らされた瑞々しい果物を描きました。暖かな光を描くため、深い闇を背景としています。(福本弥生

鎮西直秀 「瑞輝 暁図」


「瑞輝 暁図」 紙に油彩特4号(31.8×33.4cm) 264,000円(税込)
ちんぜい・なおひで
ここに描いた『暁図』は、群馬県西部にある美しい円錐形をした榛名富士を望む素晴らしい火口原湖、榛名湖の夜明けです。そして、未だ夜の帳に包まれた空には、「北斗七星」がきらめいています。北極星・北斗七星を神格化した北辰妙見菩薩は、宇宙の中心・根源で全ての願いを叶える仏とされています。(鎮西直秀

立川広己 「幸せの黄金花」


「幸せの黄金花」 油彩4号 198,000円
たちかわ・ひろみ
黄色い花は幸せを呼ぶとよく言われます。そして、好き嫌いがない色、心が弾む色ではないでしょうか。(立川広己