Spotlight-画家インタビュー 葛西俊逸Pickup

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「風の旅路(白馬三山)」 油彩P30号 1,342,000円

葛西俊逸「風の旅路(白馬三山)」 油彩P30号 1,342,000円

「水の記憶」油彩P10号 495,000円

葛西俊逸「水の記憶」油彩P10号 495,000円

「花の旅(谷川岳)」 油彩P10号 495,000円

葛西俊逸「花の旅(谷川岳)」 油彩P10号 495,000円

「すずかぜ(長野大王わさび田)」 油彩P8号 396,000円

葛西俊逸「すずかぜ(長野大王わさび田)」 油彩P8号 396,000円

「風のゆくえ-八ヶ岳遠望-」 油彩6号 297,000円

葛西俊逸「風のゆくえ-八ヶ岳遠望-」 油彩6号 297,000円

「慕情(十和田蔦沼)」 油彩6号 297,000円

葛西俊逸「慕情(十和田蔦沼)」 油彩6号 297,000円

「穂高水明」  油彩6号 297,000円

葛西俊逸「穂高水明」  油彩6号 297,000円

-展覧会情報

葛西俊逸展-風の旅路2026‐-展覧会情報

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東北や信州の美しい山々や樹々、清らかな水。各地を旅して出会った桜、新緑、紅葉、残雪輝く峰々。日本の豊かな自然への賛美を精緻な筆で謳いあげる葛西俊逸先生。今春の信州取材のこと、ふるさと東北の風景の思い出や画家としての想い、新作について、今秋の個展に向けてのメッセージなどを伺いました。

葛西俊逸先生

心掴まれた白馬三山

Q.今年4月の信州取材はいかがでしたか。
葛西:以前の取材で垣間見て、その時には取材できなかった山々(甲斐駒、鹿島槍、富士山など)を改めて取材したく、4月に信州へ向かいました。しかし、取材当日に宿泊した松本のホテルから快晴の空にくっきり浮かびあがる白馬三山に胸をわしづかみされて、急遽そちらに向かいました。その成果が30号の「風の旅路(白馬三山)」です。
また、この時は、南アルプスから富士は雲の中でした。またいずれチャレンジしたいです。

東北の豊かな自然に育まれて

Q.葛西先生を育んだ東北の風景に対する思い出や、画家としての想いをお聞かせください。
葛西:青森県津軽地方に生まれ、親の仕事の都合で幼少時より秋田県北秋地方に住んでいます。親戚はほぼすべて津軽におりますので、小学校、中学校と長い休みのたびに津軽に行くのは決まり事のようなものでした。
春夏秋冬の岩木山、りんごの樹々の下を走りまわって遊んだことなど、思い出は尽きません。遠足やきのこ狩り、たけのこ狩りなど、親や親戚とともに十和田湖や奥入瀬のほうに行くことも多かったように思います。
絵描きになってというよりは絵を描くようになった時、自分の思い出や日々周辺にある自然を当たり前に描いていました。それがとても豊かなものであったと気づいたのは、絵描きになって何年も経ってからです。その豊かな美しい自然を、ありのままに感動のままに表現したいと考えています。

四季折々の自然美を感動のままに

Q.近作について
葛西:「風の旅路(白馬三山)」-4月の信州取材で出会った風景です。白馬三山の素晴らしさにガツンと殴られたような気がしました。

「水の追憶」-冬の終わりから早春の奥入瀬です。秋田側からの道は新しくなった今でも山越えの難所で、峠まで来て泣く泣く引き返しました。そして改めてぐるっと遠回りして、八戸川からようやくたどり着いた奥入瀬です。

「花の旅(谷川岳)」-実はこの時の目的の山は谷川岳ではなかったのですが、思いがけないところで谷川岳と出会ってしまい、他のことは何も見えなくなりました。

「慕情(十和田蔦沼)」-奥入瀬温泉郷の奥に蔦温泉という旅館があります。こんこんと湧く透明な温泉が素晴らしかったです。そのかたわらに蔦沼への道があります。朝の光に照らされる蔦沼の紅葉が素晴らしいと聞いたので、早朝に宿を出て蔦沼に向かいました。射し込んできた朝陽に映える紅葉の樹々は、この時間帯ならではの聞きしに勝る美しさで、強い印象が残り、その心象も交えて描いた作品です。

「風のゆくえ-八ヶ岳遠望-」-八ヶ岳を見上げながら車で走ってきて、白樺の木々と八ヶ岳の素晴らしさに惹かれて描きました。白樺の木肌の表現に苦心しました。もっとも描きたかったのは遠くにありながらくっきりと浮かびあがる八ヶ岳の空気感です。

山々や木や水を追いかけ続けて

Q.今回のギャラリー一枚の繪での個展に向けてメッセージをお願いします。
葛西:絵描きになって33年、若いころからずっと山々や木や水という自然を追いかけてきましたが、この何年か歳をとってきた中で、何か今の年なりの受け止め方が変わってきたように思います。
風景との出会いの中で描いてきた、私なりの一枚一枚をご高覧くださればとても嬉しいです。

◎葛西俊逸 かさい・しゅんいつ
1957 青森県に生まれる
1993 現代洋画精鋭選抜展銀賞
2000 個展(一枚の繪銀座美術館)
2002 個展(ギャラリー一枚の繪、
   ’05、’07、’10、’13、’15、’18、’20、’22、’24、’26)
2007 『DO繪⑧日本の自然をリアルに描こう』を出版
    (一枚の繪)
2009 フランス・ブルターニュ地方を取材 
    個展(札幌三越)
2014 個展(大阪阪神百貨店)
2016 個展(仙台藤崎百貨店)
2017 個展(岡山天満屋百貨店)
現在  無所属