特集 現場主義VSアトリエ主義 |
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現場主義
いい風景、好きな風景に出会うと
感動が筆を動かしてくれる 樋口 洋 |
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樋口洋「甲斐駒陽春」油彩8号 |
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その土地、その人にしかないもの
特徴をとらえて描く 工藤和男 |
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自然と親しみ、自らを投げ出すことではじめて
風景の感動を素直に表現できる 吉崎道治 |
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現場での感動をまずおおまかにとらえ
その感動をじっくりと熟成させていく 葛西俊逸 |
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葛西俊逸「上高地散策」油彩8号 |
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感動した瞬間の気持ちの高揚は
現場以外では感じ取ることができない 服部譲司 |
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消されゆく風景を描き残したい
五官に感じるすべてを一枚の絵にとじこめる 野津手重隆 |
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野津手重隆「雪晴の秋川」水彩6号大 |
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大自然と一体となり風景と対話しつつ
風景画家の幸せを強く感じる 松下久信 |
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時間の制約の中で行われる現場制作
じっと見つめて心の中で絵をつくり上げる 武田靖夫 |
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アトリエ主義
キャンバスに向かう前に
絵具を一色ずつ練り上げてつくる 徳田宏行 |
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徳田宏行「帽子の女」油彩6号 |
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入念な取材を前提に、作品イメージを広げながら
アトリエで画面構成をしていく 茶谷雄司 |
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茶谷雄司「秋の風」油彩4号 |
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繪が生まれる場所・アトリエは
モチーフの宝庫 中井智子 |
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さまざまな表現方法を試みながら制作する
アトリエは工房であり実験室でもある 桶田洋明 |
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対象を表現することの間には
空間的・時間的な距離が大切である 真下俊威 |
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ありのままをアトリエで描く
アトリエ内現場主義 高橋幸恵 |
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高橋幸恵「ついてない日のパーティ」油彩P4号 |
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