一枚の繪 4・5月号 2022 Apr.-May No.591

シェアする 

特集 春のゆくえ

待ちわびた春。野山はモノトーンから樹々の芽吹きや優しい花の色に彩られ、やがて南から北へと桜前線が駆け足でのぼっていきます。季節はめぐり、爛漫と咲く桜の濃淡のピンク色からみずみずしい新緑へと風景の色彩も変化していきます。本号特集では、春の喜び、早春から桜、新緑へと移ろいゆく美しい季節の感動をとらえた作品の数々を集めました。 誌上絵画講座の油彩画教室では、広田稔先生を新講師に迎え、新連載がスタートします。

販売価格 1,000円(税込) 発売日 2022/3/19 判型 29.7×21.0×0.7㎝ 購入する 定期購読(どこよりもお得です!)

シェアする

満開の桜

厳しい冬を越えて
まぶたに浮かぶ満開の桜
葛西俊逸

富士山と桜の出合いが
新境地をひらく契機となる
鎮西直秀

古木に咲く満開の花
長い年月に思いをはせて
立川広己

春の賛歌

優しさと強さを持った春の花
生きる喜びを筆にのせて
小野月世

鮮やかな色彩の世界へ
若木の淡い緑に魅了されて
野口俊介

明るさ、形、色の配置
自分の感じる春を表現したい
コヤマ大輔

緑の輝き

表現するのが難しい鮮やかな緑
自分の感覚と経験を駆使して描く
王 軍
何気ない景色に感じる
新しい季節のはじまり
河原 裕

さまざまな緑のハーモニー
深く妙なる色をとらえる
加藤 修

陽光にきらめく新緑

成田禎介川村信子才村 啓武田靖夫塚原貴之


巻頭ギャラリー 花岡寿一

内なる時間の中で育まれた
少女たちの静謐な世界

絵の描き方 麻布絵画塾

広田 稔の油彩画教室1
蒲生俊紀の水彩画教室 最終回
村山美代子の日本画教室6
一枚の繪コンクール 選者◎蒲生俊紀

連載

今月の詩 湯澤美麻
美の道標14 入江 観 
続・気になる絵87 村田喜代子
絵描きたちの「お悩み名言」6 不忍しのぶ
アーティスト・ナウ141 滝田一雄

アートニュース

春の日本画小品展/一枚の繪〈4・5月号〉コレクション展/内田 博展/野津手重隆 水彩展/一枚の繪 人気画家コレクション展 in めいてつ/一枚の繪 人気作家展(同時開催・コヤマ大輔 水彩画展)/羽倉恭子 洋画展/一枚の繪 弘前絵画展/西滝直人 油彩画展/一枚の繪 人気作家展

掲載作品はオンラインショップでもお買い求めいただけます

掲載作品を全部みる

バックナンバー

バックナンバーを全部みる