今月のおすすめ作品<秋色に染まる>お知らせ

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日に日に空気が澄み、空が高く感じられる季節。野山も里も身近な自然も、紅~橙~黄金色の繊細なグラデーションに彩られます。今月は、秋色に染まる日本各地の情景を描いたおすすめ作品5点をご紹介します。制作にかける作家の想いとともにゆったりとご鑑賞ください。

梅村 徹 奈良公園(飛火野)


奈良公園(飛火野) 油彩6号 198,000円(税込)
絵を描き始めた頃から癒し系の画家と自称していました。「アート」といった知性より、「まず見る人の心に」と描いてきました。インターネットで私の前世占いをしました。どれを見ても「人の心を癒やすヒーラーの仕事をしていた」と出て驚いています。(梅村 徹

川村信子 琥の岸辺


琥の岸辺 油彩10号 330,000円(税込)
「どの絵を描こう」と決めるとき、ワクワクと心弾む反面、迷いや不安、さまざまな考えがよぎります。そんなとき、いつも最後に残る一つのフレーズがあります。「私ならこの絵を飾りたいか?」「ずっと眺めていたいか?」。自分の中で強くうなずけたとき、ようやく筆を持ち始めるのです。(川村信子

金子東日和 山峡の朝(福島県金山町)


山峡の朝(福島県金山町) 油彩P6号 396,000円(税込)
全国各地の民家取材を続けて四十数年。その中で最も取材をしたのがこの作品の福島県会津地方の民家です。(金子東日和

須藤和之 よかん


よかん 日本画6号 396,000円(税込)
夜明け。少しずつ霧が晴れ、姿をあらわにする自然をずっと描きたいと思っていました。まだ完全には見えないものに対して抱く「予感」のような感覚を探して、今日も筆を持ちます。(須藤和之

伊土晋平 ファンタジー


ファンタジー 日本画6号 132,000円(税込)
とにかく猫が描きたい。でも、鳥も描きたい。となると、このように仲良くさせるしかありません。現実にはありえないこの光景は、猫好きで鳥好きな私には最高のファンタジーです。(伊土晋平