今月のおすすめ作品<凛として>お知らせ

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凛とした中にもたおやかを宿した佇まい。しなやかな肢体。神秘と官能が秘められた表情。今月は、魅力あふれる女性像のおすすめ作品5選をご紹介いたします。

中土居正記 再生・flower


再生・flower 油彩6号 231,000円(税込)
私が絵画に表現する場合、女性は神に仕える存在であり、その使命は自然愛・人間愛などの尊さを伝える使者として表現するようになった。自然の場所や風景の中にその女性を配し、自然や人間にとって大切なものや愛すべきものを伝える存在として表現するようになった。今、感染病・戦争と不安な現在未来に、光と希望を感じさせてくれる存在として描いている。(中土居正記

湯澤美麻 星のまたたき


星のまたたき 油彩P10号 275,000円(税込)
昨年、生まれてからずっと見てきた妹を初めて油絵で描きたいと思い、かたちにしました。そう感じたのは、大人になっていく彼女の姿に、まだどこか幼く、前に進みながらも戸惑いさまようその心情が浮かび上がっていて、それがきらりと光ってみえたからでした。今回再び10号で描いたときには、以前よりもほんの少しだけ眼差しがしっかりとしたように感じました。(湯澤美麻

柳澤利光 すみれ色


すみれ色 油彩S3号 132,000円(税込)
何気ない仕草や静かな佇まいと、心の動きを描きたいと思いました。こちらを見つめる表情の印象を淡いバイオレットグレーで描いてみました。(柳澤利光

寺久保文宣 ダブルポーズ


ダブルポーズ 油彩SM 165,000円(税込)
私の人物油彩はデッサンから起こします。しかし、デッサンそのままを写しません。画面の求めるリズムやバランスや色調に合わせ、ポーズに変更を加えます。もちろん、顔なども変わっていきます。すると、さまざまな関係がとても難しくなるのですが、それらすべてを受け止めて、一つの世界となることを目指しています。(寺久保文宣

宮地明人 夏空


夏空 アクリル4号 154,000円(税込)
晴れた夏の青空の下、草原にたたずむ女性を描いた作品です。草原の香り、気温や空気感を意識して制作しました。
宮地明人